FX取引において、通貨の金利差であるスワップポイントは、とても重要な役割を担っています。

GEMFOREXは、海外のFX会社の中でもスワップポイントがマイナスになる通貨ペアが少ないことが大きな魅力です。

なので、ポジションを長期的に保有して利益を上げたいという方におすすめのFX会社です。

今回は、GEMFOREXのスワップポイントの仕組みや、スワップポイントで利益を得るためのコツについて詳しく解説していきます。

スワップポイントとは?

冒頭でも軽く説明しましたが、スワップポイントとは2通貨の金利差を指す言葉です。

例えば、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売れば、そこで発生する差し引き分で利益を得ることができます。

逆に、低金利の通貨を買って高金利の通貨を売ると、その差額分を支払わなければいけなくなります。

1つ1つを見ればそこまで大きな金額にはなりませんが、塵も積もれば山となるという言葉があるように、長期的に考えると損益ががどんどん膨らむ仕組みになっています。

GEMFOREXは同一口座内でのスワップアービトラージ(裁量取引)を禁止していないので、スワップポイントで利益を得たいトレーダーから多大な支持を集めています。

GEMFOREXスワップポイントを活用する方法

GEMFOREXは両建てをすることができるので、賢く活用すればより効率的に利益を上げることができます。

ここからは、GEMFOREXでスワップポイントを活用して利益を上げる方法について解説していきます。

スワップポイントの計算方法

スワップポイントを活用して利益を得るためには、まずスワップポイントの計算方法を知っておく必要があります。

スワップポイントによってプラスになる通貨ペアを選び、同じ数量分の買いポジションと売りポジションを保有します。
その段階でスワップポイントを計算することで、得られるスワップポイントが算出できるようになり、より効率的にトレードを行うことができるのです。

スワップポイントの計算式は、以下のとおりです。

通貨量(lot)×金利×換算レート=金利差

スワップポイントを求めるために必要な情報は、「通貨量」「金利」「換算レート」の3つだけです。

これらの情報を上の計算式に当てはめるだけで、簡単にスワップポイントを算出することができます。

ロールオーバーでより多くのスワップポイントをもらう

スワップポイントは、翌日以降に持ち越すことで利益として受け取ることができます。

このように、ポジションを翌日に持ち越して決済日を先送りにすることを「ロールオーバー」といいます。

GEMFOREXでロールオーバーが発生する時間は、ニューヨーク市場がクローズする時間と同じ「夏時間AM6:00」と「冬時間AM7:00」です。

ここが1番重要なポイントですが、GEMFOREXのスワップポイントは金曜日に3倍になってトレーダーに付与されます。

なぜ3倍になるのかというと、金~日曜日までの3日間のスワップポイントが、まとめて口座に反映されるからです。

FX会社によっては水曜日に設定されている場合もありますが、GEMFOREXは金曜日に設定されているのでしっかりと覚えておきましょう。

このように、GEMFOREXの仕組みを活用することで、効率的にスワップポイントの利益を得ることができます。

スワップポイントを算出するための計算式はとてもシンプルですし、ロールオーバーの仕組みさえ覚えていればどんな方でも簡単に利益を得ることができます。

ぜひ活用してください。

GEMFOREXスワップポイントの注意点

スワップポイントを上手に活用すれば利益を得ることができますが、いくつか注意するべき点もあります。

場合によってはあなたが損をしてしまうこともあるので、しっかりと把握しておきましょう。

➀複数口座間での両建てはペナルティの対象

GEMFOREXでは「複数口座間での両建て行為は禁止する」という決まりがあります。

もしもその決まりを破ってしまうと、あなたの口座が凍結されてしまったり出金が拒否されてしまうことがあります。

もしもあなたの行為が悪質だと認められれば、最悪の場合口座の永久凍結や資産が引き出せなくなることもあります。

②スワップポイントは変動する

国内のFX会社は固定型の金利を採用していますが、海外のFXの多くは変動型の金利を採用しています。

スワップポイントは急変しやすいというリスクを孕んでいるので、きちんとスワップポイントの変動を確認しておかないと損失が出てしまう可能性があります。

③スワップポイントは2日後から付与される

これはGEMFOREXに限らず、海外のFX会社の多くは「ポジションを保有してから翌々日にスワップポイントが付与される」という仕組みになっています。

さらに、スワップポイントが付与されるのは日本時間ではなくサーバーが設置されている国の時間になるので、この点も覚えておきましょう。

ちなみに、GEMFOREXの場合はGMT+2時間がサーバー時間となるので、日本時間ではAM6:00となります。

④10lot以上の取引を行う場合は事前に連絡する

GEMFOREXの公式サイトにも明記されていますが、「事前連絡なしで大きなロット数の取引をしてはいけない」という決まりがあります。

この“大きなロット数”とは、10lot以上の取引を指します。

あまりに大きなlot数で注文を行うと約定できないケースがあるため、そういったリスクを回避するためにGEMFOREXへ事前の連絡が必要になります。

GEMFOREXスワップポイントの比較

ここまでは、GEMFOREXのスワップポイントに関して解説してきましたが、ここからは大手海外FX会社である「XM」とスワップポイントの比較をしていきます。

他社と比較することで、GEMFOREXのスワップポイントの優秀さがよりわかりやすいからです。

比較しやすいように表にまとめてご説明いたします。

GEMFOREX XM
USD/JPY(ドル/円) 買:23
売:31
買:262
売:-858
EUR/JPY(ユーロ/円) 買:-180
売:-144
買:-454
売:-204
GBP/JPY(ポンド/円) 買:19
売:-532
買:-68
売:-698
AUD/JPY(豪ドル/円) 買:164
売:-620
買:-113
売:-493
NZD/JPY(NZドル/円) 買:406
売:-819
買:-51
売:-521
EUR/USD(ユーロ/ドル) 買:26
売:27
買:-1058
売:397
GBP/USD(ポンド/ドル) 買:-208
売:-492
買:-753
売:-19
AUD/USD(豪ドル/米ドル) 買:178
売:-697
買:-378
売:-28
NZD/USD(NZドル/米ドル) 買:396
売:-895
買:-285
売:-99
EUR/GBP(ユーロ/ポンド) 買:-513
売:-62
買:-728
売:63
EUR/AUD(ユーロ/豪ドル) 買:-1104
売:375
買:-928
売:-62
EUR/NZD(ユーロ/NZドル) 買:-1456
売:861
買:-1032
売:36

GEMFOREXとXMのスワップポイントを比較すると、上記の表のようになります。

どちらも世界を代表する海外FX会社なので、負けず劣らず全体的に優秀なスワップポイントを誇っていますが、GEMFOREXのUSD/JPYとEUR/USDのスワップポイントは、ショート・ロングどちらもプラスになっています。

わかりやすく言い換えると、この2つの通貨ペアに関しては両建てをすることで、相場がどちらに動いたとしても損失が出ないので、スワップポイントの利益のみを得られる、ということです。

このように、しっかりとスワップポイントの仕組みやFX会社の特性を理解することで、より多くの利益を得ることができるのです。

ぜひ参考にしてください。

まとめ

今回は、GEMFOREXのスワップポイントの仕組みや利益を得るためのコツについて解説しました。

FXは長期的に利益を出すことが難しいといわれていますが、しっかりと仕組みを勉強してそれを活用すれば、今回ご紹介したように損失を出すことなくスワップポイントで利益を得ることだって可能です。

ただし、スワップポイントを利用するうえでの決まり事や注意点がいくつかあり、それらに違反すると厳しいペナルティを課せられてしまうこともあります。

そういった部分で損をしないためにも、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてください。

🔗海外FXの口座開設ボーナスおすすめランキング:海外FXの偏差値