ゲムフォレックスでは、FX取引の他に2種類のCFDを利用して取引することが可能です。
CFDはFX業者によって仕様やルールが異なりますが、ゲムフォレックスの場合もFX取引とは少し異なる仕様となっていることにお気づきでしょうか?
このページの目次
CFDの特徴
- 取引手数料が無料
- 取引単位が小さい
という特徴により少額から取引できるメリットがあることから、海外FX業者の中でも非常に高い人気を誇るゲムフォレックスにてCFD取引をスタートしたいと思っている方も中にはいらっしゃることでしょう。
今回の記事では、ゲムフォレックスのCFD取引の種類や特徴、それから取引をするうえでの注意点などについても解説していきます!
CFD銘柄とは?
そもそもCFDってなに?という部分から疑問をお持ちの方もいることを考慮し、CFDの基礎的な知識から説明していくことにしましょう。
まずCFD(Contract For Difference)ですが、これは日本語に訳すと『差金決済取引』という意味になります。
かみ砕いて説明すると、現物株や株価指数、業種別の指数、さらに商品や債券等の値動きを予測しながら、実際に現物株を所有することなく原市場と同じ取引ができるものを言います。
取り扱う指数や商品によって名称が変わり、商品は「商品CFD」、株価指数は「株価指数CFD」というような形で表記されます。
ゲムフォレックスで取引可能なCFD銘柄
ゲムフォレックスで取引ができる銘柄ですが、
- 株価指数CFD
- エネルギーCFD
の2種類での取引が可能です。
「金」や「銀」といった銘柄での取引も可能ではありますが、ゲムフォレックスの場合、これらの銘柄はFXに分類されているので、今回の記事においては上記2種類についてのみ解説していくことにしましょう。
1.株価指数CFD
まずは株価指数CFDについて見ていきます。
ここで言う「株価指数」とは、取引所全体、もしくは特定銘柄の株価の値動きを表すものを指します。
経済ニュースなどでよく耳にする『TOPIX(東証株価指数)』や『ダウ工業株30種(ニューヨーク・ダウ)』といった名称を用いて値動きを公開していることから、これらのワードを耳にしたことがあるという人も多いでしょう。
株価指数CFDの、レバレッジ・スプレッドを簡単にまとめると以下のようになります。
レバレッジ | スプレッド | |
---|---|---|
JPXJPY(日経255) | 200倍 | 1.0 |
CACEUR(ユーロネクスト・パリ) | 100倍 | 18.0 |
DAXEUR(ドイツ株価指数) | 100倍 | 30.0 |
FTXGBP(ロンドン株価指数) | 100倍 | 27.5 |
NASUSD(ナスダック100指数) | 100倍 | 20.0 |
DOWUSD(NYダウ平均株価指数) | 100倍 | 42.0 |
S&PUSD(スタンダード&プアーズ500) | 100倍 | 7.0 |
ASXAUD(オーストラリア株価指数) | 100倍 | 30.0 |
ESXEUR(ユーロ・ストック50) | 100倍 | 26.0 |
HSXHKD(香港株価指数) | 66倍 | 0.8 |
ここで注目したいのがCFD銘柄もFX取引と同じようにレバレッジをかけることができること、またそれぞれの銘柄ごとにスプレッドが設定されている点です。
ただしFX取引と大きく異なる点として、FX取引であれば海外FXの場合だと最大1,000倍~3,000倍のレバレッジをかけることも可能ですが、CFD銘柄の場合、最大でも200倍のレバレッジしかかけることができません。
また、スプレッドについてですが『日経225(JPXJPY)』『香港株価指数(HSXHKD)』以外はどれもスプレッドがかなり広めの設定となっています。そのためスキャルピング取引ベースで利益を出したいというトレーダーにはCFD銘柄の取引はおすすめできません。
2.エネルギーCFD
次は「エネルギーCFD」について見ていきます。
エネルギーCFDは、世界的に最も流動性が高い商品とされている『原油』を取り扱う銘柄を言います。
CFD市場では小口から取引可能であることもあって、少額からエネルギーCFD取引を始めたいという方にはおすすめです。しかしながら先物市場は原油が最も多く取引されているものでもあって、小口取引には不向きです。
エネルギーCFDの、レバレッジ・スプレッドを簡単にまとめると以下のようになります。
レバレッジ | スプレッド | |
---|---|---|
BRTGBP(ブレント原油) | 66倍 | 0.5 |
WTIUSD(軽質スイート原油) | 66倍 | 0.5 |
エネルギーCFDで利用できる最大のレバレッジは66倍なので、FX取引に比べるとかなりレバレッジが低いことが大きな特徴です。
スプレッドについては、株価指数と比べてかなりスプレッドが狭く設定されているので、トレーダーにかかる負担はかなり少なくなります!
CFD銘柄の取引時間
株価指数CFDとエネルギーCFDでは、それぞれ取引ができる時間に違いがあります。
株価指数CFDの取引時間は以下の通りです。
平日の取引時間 | 月曜開場 | 金曜閉場 | |
Nikkei225 | 02:00 – 23:15 | 2:00 | 23:15 |
CAC40 (FRA40) | 09:00 – 23:00 | 9:00 | 23:00 |
DAX (GER30) | 02:30 – 23:00 | 2:30 | 23:00 |
FTSE 100 (UK100) | 09:00 – 23:00 | 9:00 | 23:00 |
NASDAQ (US100) | 01:00 – 23:15 | 1:00 | 23:15 |
US30 (DJ30) | 01:00 – 23:15 | 1:00 | 23:15 |
US500 (S&P500) | 01:00 – 23:15 | 1:00 | 23:15 |
ASX200 (AUS200) | 00:50 – 07:30, 08:10 – 23:00 |
0:50 | 23:00 |
Euro50 (EUSTX50) | 09:00 – 23:00 | 9:00 | 23:00 |
Hang Seng50 (HK50) | 03:15 – 06:00, 07:00 – 10:15 |
3:15 | 10:15 |
続いてエネルギーCFDの取引時間です。
平日 | 月曜開場 | 金曜閉場 | |
BRENT | 03:05 – 24:00 | 3:05 | 23:15 |
WTI Light Sweet (XTIUSD) | 01:00 – 24:00 | 1:00 | 23:15 |
株価指数CFD、エネルギーCFD株価指数同様に、平日は21~23時間程度は取引可能となっています。
CFDのレバレッジ・スプレッド・取引時間については、ゲムフォレックスの公式サイトからも確認することができます。
ゲムフォレックスのCFD取引にて注意しておきたいポイント
さて、ここまでCFDのレバレッジやスプレッド、取引時間などに関する情報を紹介してきました。
ゲムフォレックスのCFDは小口からの取引に最適であること、またエネルギーCFDならスプレッド幅も狭いということもあり、トレード初心者の方にもトライしやすい条件が提供されています。
そんなCFD取引ですが、取引を行う上で注意しておきたいポイントはいくつか存在します。
ここではそれらの注意点について解説していくことにします。
➀CFD取引ができるのはオールインワン口座のみ
ゲムフォレックスでCFD取引が可能なのは「オールインワン口座のみ」となっています。
ノースプレッド口座を利用してCFD取引がしたいという場合や、特に目的なくオールインワン口座を開設したいと考えている方は、オールインワン口座で開設する際のメリットなどをしっかり考慮した上でCFD取引をスタートしましょう。
②マイナススワップになる可能性があるCFD取引
ゲムフォレックスでCFD取引をする場合には『マイナススワップで損をする可能性がある』ということを念頭に置いておきましょう。
CFDにおける配当金ルールとして「買いエントリーはプラス配当、売りエントリーはマイナス配当」といった決まりがあります。さらに株価指数CFDに至ってはどちらでのエントリーの場合も必ずマイナススワップとなるため、長期保有による取引が希望の方は、この点を意識した上で取引を行うように心がけましょう。
③保有可能な通貨ペアはFXと合わせて30lotまで
ゲムフォレックスでCFD取引をする場合、保有できる通貨ペアはFXと合わせて30lotまでとなっています。
この制限についてはゲムフォレックスの公式サイトに明記されているので、気になるという方は確認しておくと安心です。
まとめ
今回の記事では、ゲムフォレックスのCFD取引に関するレバレッジやスプレッド、注意点などについて見てきましたがいかがでしたか?
ゲムフォレックスのCFD取引は小口トレードに適した条件となっているので、CFD取引の未経験者だけど今後実践していきたい!という方は、ゲムフォレックスでスタートしてみることをおすすめします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。