一般的にはFXは、取引可能時間内であれば24時間いつでもトレードができるものとなっており、それがFXトレードの魅力の1つでもあります。

しかしながら、年末年始ともなればその事情は例外的に変わってきます。その現状をきちんと知っておけば年末年始であろうがトレードに対する不安も一切なくなることでしょう。

ここでは、ゲムフォレックスにおける年末年始の休業期間や取引時間、また年末年始にFXトレードを行う際の注意点についても徹底解説していきたいと思います。

ゲムフォレックスの年末年始の休業期間中の対応はどうなの?

さっそくですがゲムフォレックスの年末年始の休業期間について見ていきましょう。
2020年から2021年にかけての年末年始は以下のような休業期間となっていました。

入金受付業務 随時受付(国内銀行入金の場合は銀行営業日に準ずるのですが、ゲムフォレックスのシステムで着金確認後に反映となります)
出金受付業務 2020年12月31日(木)から2021年1月3日(日)の期間が休みとなります。
サポートデスク  2020年12月25日(金)並びに2020年12月31日(木)から2021年1月3日(日)の期間が休みとなります。

2021年に関しては、年始明けの1月4日(月)から通常業務となりましたが、年末年始の期間、緊急を要するお問い合わせ内容については随時対応を心がけるということでした。緊急を要する内容以外のもので、休業期間中にメール等によるお問い合わせがあった内容については、翌営業日午前10時から順次返信していくという形となったようです。

おそらく2021年から2022年にかけての年末年始も曜日は異なれど、上記と同じような対応内容となることでしょう。

ゲムフォレックス事務局のメールアドレスは以下の通りとなっていますので、年末年始の詳しい状況を知っておきたい場合にはお問い合わせしてみるのも良いでしょう。

ゲムフォレックスの年末年始の取引時間は?

次は、ゲムフォレックスの年末年始の取引時間について見ていきます。

2020年から2021年にかけての年末年始には以下のような取引時間となりました。

2020年12月30日(水)

銘柄名 営業時間
DAXEUR (ドイツ株価指数) 22:55 閉場

2020年12月31日(木)

銘柄名 営業時間
FX 23:00 閉場
XAUUSD,XAGUSD (金、銀) 23:00 閉場
ASXAUD   (オーストラリア株価指数) 05:20 閉場
HSXHKD   (香港株価指数) 05:50 閉場
JPXJPY     (日経255) 22:50 閉場
DOWUSD  (NYダウ平均株価指数) 22:50 閉場
S&PUSD   (スタンダード&プアーズ500) 22:50 閉場
NASUSD   (ナスダック100指数) 22:50 閉場
DAXEUR   (ドイツ株価指数) 終日閉場
ESXEUR   (ユーロ・ストック50) 終日閉場
FTXGBP    (ロンドン株価指数) 14:40 閉場
CACEUR   (ユーロネクスト・パリ) 14:50 閉場
WTIUSD   (軽質スイート原油) 21:50 閉場
BRTGBP   (ブレント原油) 21:50 閉場

2021年1月1日(金)

終日閉場

2021年1月4日(月)

銘柄名 営業時間
FTXGBP (ロンドン株価指数) 03:00 開場
CACEUR (ユーロネクスト・パリ) 09:00 開場

その他の銘柄に関しては、通常の営業時間となっていました。

2021年から2022年にかけての年末年始も多少の変動はあるかと思いますが、概ね同様の形になるかと思います。(上記は日本時間ではなく、MT4時間になります。MT4時間については、3月~11月(夏時間):-6時間。11月~3月(冬時間):-7時間で計算)

年末年始以外で気を付けておくべきクリスマス

ここまでゲムフォレックスにおける年末年始の休業期間や取引時間について触れましたが、実は年末年始以外にも気を付けておきたい日があります。

それはズバリ、クリスマス。

その理由として、日本でのクリスマスと海外でのクリスマスというのは意味合いが大きく違っていることが影響しているようです。

日本ではクリスマスの後にお正月がやってきますが、行事としての重要性を考えるとクリスマスよりもお正月のほうが高いイメージをお持ちの方も多いと思われます。

これには文化的・宗教的な背景もあると思われますが、他国と比べると日本のクリスマスは控えめ。年末年始に向けて仕事を終えておこうというビジネスパーソンの方も多く、クリスマスといえども仕事に精を出す方も多いのでは?

一方で海外でのクリスマスはそれこそ日本で言うところのお正月と同じような意味合いを持っています。
多くの諸外国ではクリスマスに合わせて長期の休みを取り、家族や大事な人と、特別な時間を過ごすというところが多いようです。

そのような文化的な背景も相まって、クリスマスは日本以外の多くの国では取引が休みに入ってしまいます。

結論として、年末年始だけではなくクリスマスも曜日に関係なく休みになる、ということを頭に入れておきましょう。

年末年始のFXトレードで注意しておくべきこと

もしゲムフォレックスで年末年始にFXのトレードを行うのであれば、いくつか注意点がありますのでまとめておきます。通常通りのトレード感覚でいると、年末年始に大きな値動きに遭遇してしまい、損失が拡大する危険性がありますのでしっかり意識しておきたいところです。

1.相場変動やスプレッドの拡大のリスクがある

年末年始というのは相場の変動やスプレッド拡大のリスクがありがちです。流動性は穏やかになる傾向にありますが、ちょっとした出来事で相場が大きく動くようになります。

「年末年始なので必ず相場が変動する」「スプレッドが拡大する」とまでは言えないのですが、これまでにもかなりの確率で相場変動やスプレッド拡大は起きています。

相場が変動しない、スプレッドが拡大しない、という可能性に期待するのではなく、相場は変動するもの、スプレッドは拡大するもの、と思って調整を行っておくと安心です。

当然一番いいのは「トレード自体を控えておく」ということとなります。

2.ポジションの調整が必要になる

上記のように、年末年始には相場変動が起こり、スプレッドが拡大する可能性が高いことから、多くのFXトレーダーはポジション調整を行います。

初心者の方だとそこまで意識が回らなかったり、知識や経験不足から別にそこまで考える必要はないのでは?と思ってしまいがちなのですが、ベテランFXトレーダーであればあるほど、年末年始のポジション調整をきちんとしておかないと不安で年が越せないという方もいるようです。

ポジション調整というのはリスクヘッジのひとつ。ポジションの調整をしないままでいると、とんでもない大きな損失を招く恐れがあります。FXトレードにおいてはリスクに備えることも大切なポイント。

年末年始が近づいたら現状をしっかり把握し、大きな損失を出さないようにしっかりと対策を立てておきましょう。

まとめ

今回の記事では、ゲムフォレックスの年末年始の営業時間、年末年始のトレードにおける注意点について見てきましたがいかがでしたか?

海外FX初心者はできるだけ年末年始にトレードをするのは避けること、また経験豊富なトレーダーはしっかりと年末年始に向けた対策を施すという基本に立ち返って、明るい年末年始を迎えましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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